ヨガ用語集36選|初心者必見の基本のポーズの名前と用語の意味
ヨガを始めたばかりの方にとって、多くの専門用語やポーズの名前は初めは難しく感じられるかもしれません。
この記事では、ヨガの基本となるポーズや用語を36選挙げ、それぞれの意味や成り立ちをわかりやすく解説します。
このガイドを手に、ヨガの世界への理解を深め、あなたのヨガライフをより豊かなものにしましょう。
昨今のヨガの人気を反映した、初心者がていねいなレッスンを受けられるヨガ教室が人気となっています。
初心者におすすめのヨガ教室を下記の記事で解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。
目次
楽しみながら憶えるむヨガの基礎知識
ヨガを始める際、専門用語が障壁に感じられることがあります。
しかし、これらの用語はヨガの理解を深め、実践を豊かにする鍵です。
例えば、「アーサナ」はポーズや姿勢を意味し、ヨガの各動作に名前がついています。
「プラーナ」は生命エネルギーや生命力を指し、ヨガではこのエネルギーの流れを整えることが重要視されます。
「チャクラ」は体内のエネルギー中心を示し、バランスを整えることで心身の健康が促進されるとされています。
これらの用語を理解することで、ヨガの実践がより意味深いものになり、自分自身とのつながりも深まります。
ヨガ用語は初めは複雑に感じるかもしれませんが、学ぶことで新たな世界が開かれるでしょう。
ヨガ用語一覧:基本から応用まで
ヨガを始める上で、用語の理解は非常に重要です。
それらの用語を知ることで、ヨガをより深く理解することができます。
- あ行の用語
- か行の用語
- さ行の用語
- た行の用語
- な行の用語
- は行の用語
- ま行の用語
- や行の用語
- ら行の用語
ヨガ用語集:基本から応用まで一覧は、上記の9つがポイントです。
ここからそれぞれの理由について、詳しく解説していきます。
あ行の用語
ヨガを始めたばかりの方やさらに深めたい方に向けて、ヨガにおける「あ行」で始まる用語を紹介します。
これらの用語を理解することで、ヨガの練習がより豊かなものになるでしょう。
「アーサナ」とは、ヨガにおいて体を動かすポーズのことを指します。
例えば半月のポーズは、アルダ・チャンドラ・アーサナと言います。
このように、ポーズの名前の後に「アーサナ」が付きます。
また、「アジャスト」は、ポーズの修正や調整を意味します。
「アシュタンガ」は、サンスクリット語で八支則を意味し、ヨーガスートラに記載されている悟りを目指す8つの段階を指します。
「アライメント」は、ポーズを行う際の体の各部位の位置関係を示します。
「ヴィンヤサ」は、呼吸と動作を同期させながらポーズを流れるように行う練習方法です。
この練習を通じて、瞑想状態に近づくことを目指します。
最後に、「オーム」は、ヨガの練習を開始する際や終了する際に唱えられるマントラです。
この聖なる音は、宇宙のすべてを表しているとされており、心を落ち着かせ、集中力を高める効果があるとされています。
これらの用語を理解し、実践に取り入れることで、ヨガの練習がより深く、意味のあるものになるでしょう。
自分に合ったポーズや練習方法を見つけ、心身の健康を追求してください。
か行の用語
ヨガの世界には、「カルマ」や「クンダリニー」のように深い意味を持つ用語が数多く存在します。
「カルマ」は、私たちの行動や思考が未来にどのような影響を及ぼすかを説明する概念であり、ヨガの実践を通じてより良いカルマを生み出すことを目指します。
一方、「クンダリニー」は人体内に眠る莫大なエネルギーを指し、このエネルギーを覚醒させることで、精神的な進化や深い自己理解を遂げることができるとされています。
これらの用語は、ヨガをただの体操ではなく、心身の健康だけでなく、精神的な成長を促す哲学的な実践として捉える上で欠かせません。
ヨガ用語を学ぶことは、その奥深い世界への第一歩と言えるでしょう。
さ行の用語
ヨガの実践において、「シャバ・アーサナ」と「シャンティ」は、心と体の平和をもたらす重要な要素です。
「シャバ・アーサナ」、または屍のポーズは、ヨガセッションの終盤に取り入れられ、究極のリラクゼーションを提供します。
「シャバ・アーサナ」については下記の記事で解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。
「シャンティ」は、平和や穏やかさを象徴するサンスクリット語です。
ヨガの中でこの言葉を繰り返し唱えることで、心の平和を追求し、外界との調和を促進します。
「サマーディ」、または悟りは、八支則の最終段階において、この理解を全うすることを目指します。
それは、全てを理解し、究極の平和に到達することを意味します。
このように、ヨガは単なる体の動きではなく、心の平穏と精神的な成長を促す深遠な哲学を内包しています。
た行の用語
「太陽礼拝」は、一日の始まりに向けて体を目覚めさせ、エネルギーを充填するための一連の動作です。
それに対して、「チャンティング」は、心を落ち着け、深い集中状態へと導くマントラの唱え方です。
「ダーラナー」は集中を意味し、心を一点に集中させることで、日常の雑念から解放されることを目指します。
「ディヤーナ」は瞑想を意味し、ダーラナーを経て心が完全に静かになり、宇宙の真理と一体化する状態を指します。
人体には7つの主要な「チャクラ」があり、それぞれが身体の異なる部位と深く関連しています。
「チャクラ」とは車輪を意味しており、循環を示唆しています。
な行の用語
「ナマステ」という言葉は、ヨガのセッションで頻繁に交わされる挨拶であり、深い敬意と感謝の気持ちを込めて相手に向けられます。
サンスクリット語で「私はあなたに敬意を表します」という豊かな意味を持ち、それを心から伝える姿勢が重要です。
ヨガの練習では、「ナーダ」や「ナーディ」のような概念も重要な役割を果たします。
「ナーダ」は音を意味し、ナーダヨガやクンダリーニヨガでは内なる音に焦点を当てます。
一方、「ナーディ」は「川」を意味し、体内を流れるエネルギーの管を指します。
特に、
- スシュムナ・ナーディ
- イーダ・ナーディ
- ピンガラ・ナーディ
の3つは、エネルギーの流れにおいて中心的な役割を担っており、これらは身体内に72,000存在すると言われています。
「ニヤマ」は、ヨガの八支則のひとつで、自己規律や自己啓発を意味します。
具体的には、
- シャウチャ(清浄)
- サントーシャ(満足)
- タパス(苦行)
- スヴァディアーヤ(学習)
- イーシュヴァラ・プラニダーナ(信仰)
というような、ヨガの教えでも、自己啓発や自己成長を促す要素があります。
「ヨガの八支則」については下記の記事で解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。
は行の用語
ヨガの基礎となる「ハタ・ヨガ」は、心と体のバランスを整えるためのポーズが特徴です。
このスタイルでは、体を動かしながら内面的な平和を追求します。
「プラーナーヤーマ」は、生命エネルギーであるプラーナをコントロールするための呼吸法を指し、心身のバランスを整えるのに役立ちます。
「プラティヤーハーラ」は、外界の刺激から意識を引き離し、内面に集中することを意味します。
これらの実践は、ヨガの深い精神性に触れるための鍵となります。
また、「パドマ」は蓮華座のポーズを指し、安定した座位での瞑想や呼吸法に用いられます。
このポーズは、心を落ち着かせ、集中力を高めるのに適しています。
ヨガの教えについては、「バガヴァッド・ギーター」が重要な文献です。
約3,500年前に書かれたこの経典は、ヨガの哲学や実践方法についての深い洞察を提供しています。
「バンダ」は、体の特定の部分を締めつけることによってエネルギーの流れをコントロールするテクニックです。
- ムーラ・バンダ
- ウディヤナ・バンダ
- ジャランダーラ・バンダ
という3つの主要なバンダがあり、これらはヨガの実践を深めるために重要な役割を果たします。
「バンダ」については下記の記事で解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。
「ホットヨガ」高温多湿の環境で行うヨガのことです。
他のヨガと比べて体温上昇が早いため、体の硬い人や初心者でもポーズが取りやすくなります。
ま行の用語
「マントラ」、真言を唱える行為は、内なる平和へと導く強力な手段です。
心を落ち着かせ、集中力を増すことで、日々の喧騒から距離を置き、自己の内面と向き合う時間を持つことができるのです。
「マーヤー」、または幻影は、神秘的なちからが、人を幻惑させる力という意味。
「ムドラー」、手のポーズは、精神と肉体のバランスを整えるための具体的な方法を提供します。
「メディテーション(瞑想)」は、呼吸を整え、自己探求を深めることです。
「モークシャ」は、人間としての勉強を終え、二度と転生しない状態=解脱を意味します。
解脱は、ヨガの究極の目標とされています。
や行の用語
ヨガにおける「ヤマ」とは、パタンジャリが著した「ヨガ・スートラ」に記述されている、ヨガ実践者が守るべき道徳的な指針です。
この古典的なテキストは、約195の格言で構成され、ヨガの理論と実践に関する深い知見を提供しています。
「ヤマ」は、ヨガの八支則の中で最初に位置づけられており、
- 非暴力(アヒンサー)
- 真実を語ること(サティヤ)
- 盗まない(アステヤ)
- 欲望を制御する(ブラフマチャリヤ)
- 貪欲を避ける(アパリグラハ)
の五つの基本原則から成り立っています。
これらの原則は、個人の内面だけでなく社会全体の調和を促進することを目的としています。
「ヨガの八支則」については下記の記事で解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。
ら行の用語
「リストラティブ・ヨガ」は、深いリラクゼーションを目指す穏やかなヨガの形式であり、心身の疲れを和らげるために設計されています。
「ラージャ・ヨガ」は、瞑想や深い自己洞察を促進することで、ヨガの本質的な目的である内面の平和へと導きます。
ヨガを独学で深める方法
ヨガを独学で深めるには、ヨガ用語の理解が不可欠です。
例えば、「アーサナ」はポーズのことを指し、「プラーナ」は生命エネルギーを意味します。
これらの用語を知ることで、実践の際に意識の向け方が変わり、より深いリラックスと集中を得られるでしょう。
また、「チャクラ」について学ぶことで、体のエネルギーの流れを理解し、バランスの取れた健康を目指せます。
インターネットや専門書を活用して、これらの用語を含むヨガの哲学や技術を学び、日常の練習に取り入れてみてください。
ヨガの奥深さを知ることで、心身の調和を深め、生活に豊かな変化をもたらすことができるはずです。
「ヨガを独学で深める方法」については下記の記事で解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。
まとめ:ヨガ用語集36選、基本のポーズの名前と用語の意味
今回は、ヨガ用語集36選、初心者必見の基本のポーズの名前と用語の意味をお伝えしてきました。
これではじめてヨガ用語を知りたいと思っていた人も、はっきりしたイメージを持てたと思います。
また後半では、ヨガを独学で深める方法を紹介しました。
ヨガ用語を活かし、さらにヨガの理解を深めようと考えている方は、そちらを参照してください。
ヨガを毎日の習慣にすることで、ストレスから開放され、爽やかな気持ちで過ごすことができるようになります。
今回お伝えした内容をぜひ参考にしてください!!